俳句の練習10日目

寒い!今日は久しぶりに手がかじかんでしまうほどの寒さを体感しました。

10日目のレッスンは、「驚きと共感で読み手を引き付ける」句を詠もうという内容でした。

よい俳句は、読者に驚きと共感の両方を与えてくれます。驚きや意外性、共感を兼ね備えた俳句は、固定観念にとらわれている私たちの世界認識をもみほぐして、世界に触れたときの新鮮な手ざわりを思い出させてくれます。

『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』神野紗希著より

いつかそんな俳句を詠んでみたいものだと思います。

全然関係ないですが、「世界に触れたときの新鮮な手ざわり」と言われると、幼児はまさに日々その連続のはず。彼らには世界はどう見えているのだろうなんて考えてしまいました。

 

ドリルは、嫌われがちだけど季語になっている動物たち(例えば、蠅や蚊など)を一つ選んで句をつくるという課題。

七色に光る蜥蜴の尻尾かな

夏によく近所の道でトカゲを見かけたのですが、尻尾がキラキラ光って綺麗だったのでそれを詠みたくて、しかもただ「トカゲ」ではなく「トカゲのしっぽ」にしたい!ということで、今日は17音にまとめる苦しみを味わいました。色々と難しいなあ。

ちなみに、尻尾が光っているのはニホントカゲという種の幼体らしいです。確かに、いつも小さい個体だったので子供だろうなとは思っていたのです。トカゲについても知ることができて良かったです。