俳句の練習14日目

寒い、寒い。明日の日曜は立春だというのに月曜には雪の予報が出ています。

早く暖かくなってほしいなと思う一方で、暦の上では明日から「春」なんて、冬が去ってしまうのが寂しいような気もするので、テキストに載っていた冬の句を。

しんしんと寒さがたのし歩みゆく 星野立子

鯛焼の頭は君にわれは尾を 飯島晴子

『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』神野紗希著より

鯛焼き、食べたいなぁ。

 

レッスン14日目は「取り合わせと一物仕立て」について。

一句を二つのパート(二つの素材・内容)に分けて詠むことを「取り合わせ」、

一句をひとかたまりで詠むことを「一物仕立て」と、

いうのだそうです。

ドリルは「取り合わせの技法を用いて自分の特徴を詠んでみよう」という課題で、自分の長所や短所と季語を組み合わせてつくるのですが、またしても過去の自分の句が面白かった笑。

おしゃべりで理屈っぽいの雪やなぎ

たぶん、わりと色白な方なので雪やなぎを選んだのだろうと思うのですが、別に普段から親しみのある植物でもなく、きっと歳時記から一生懸命探し出したのだろうと思います。雪やなぎ、綺麗な花だし言葉の響きも美しいし、なんだか嬉しい!過去の自分からのプレゼントのようでした。

さくらんぼ喧嘩が嫌い平和好き

ドリルに再トライ。自分の特徴、色々あるけれど、はっきり自己主張して意見を言い合うみたいなことが苦手なので、そこを平和主義と言ってみようと思いつくりました。でも、最近は、子供に怒鳴ってばかりなので平和主義とは言えないか。。。

人間の特徴と、植物などの季語を組み合わせるのって、イメージが膨らんでとても楽しいなと思いました。取り合わせの魅力、面白みを少ーし味わえた気がします。