俳句の練習15日目

俳句の練習15日目。

私がいま使っているテキスト、神野紗希さんの『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』は、30日のドリルですので、今日で折り返しに来ました。

折り返しにふさわしく、15日目のレッスンは「切れ」についてです。

「切れ」は、「季語」「定型(五七五)」と並んで、俳句の特徴を示す三本柱の一つなのだそうです。

切れとは、ごくかんたんにいえば、意味やしらべの流れを途中であえて切断して、一句の余韻を深くする表現技法です。

『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』神野紗希著より

そして、切れには多様な形があり、パターン化しきれない。たくさんの俳句に触れ、自分でも俳句を詠み、感覚的に身につけていくしかない。ものだそうです。

うーむ。

とにかく、切れが大事と、心に刻む。これが今日のレッスンでした。

 

そして、今日は立春。さらに今日もまた時間がない!ということで、

手持ちの歳時記、『今はじめる人のための俳句歳時記』角川書店編の立春の項目に掲載されている句を鑑賞してみようと思います。

歳時記に、こんな面白いことが書いてありました。

春の気の立つ日というが、この頃は実際は一年で一番寒い。これ以上寒くはならない、寒さが極まって春の気が兆すという中国古代の思想に基づいている。

『今はじめる人のための俳句歳時記』角川書店編より

確かに、今日明日あたりが一番寒い日であってほしい!!!

スパゲッティ芯残し茹で春立てり 三輪初子

上記、歳時記より

スパゲッティを茹でてる時に春を感じたのでしょうか? 生活感があって好きだなと思いました。ちょっと恥ずかしいのですが、実は、句の中にカタカナの言葉が使われているだけで少し惹かれてしまったりします。でも、歳時記やテキストに載ったりしてる句はカタカナの言葉がちゃんと効果を上げるように詠まれているから魅力的に感じるんだろうなと思います。

自分でもカタカナの言葉を使って詠んでみたい!まずはカタカナの季語を知ることから始めてみようかな。