Audible忘備録④

ホームズ続き。

短編集『シャーロック・ホームズの思い出』(1893)より

シルヴァー・ブレイズ号事件』

ロス大佐が所有する競走馬で近日催されるレースの本命馬でもある、シルヴァー・ブレイズが失踪。さらにシルヴァー・ブレイズの調教師、ストレイカーが死体で発見された。

『黄色い顔』

エフィというアメリカ帰りの未亡人と結婚した男・マンローから相談を受けたホームズ。ある家族がマンロー家の近所に越してきて以来、妻エフィの様子がおかしい。その新しい家の住人は、マンローが挨拶しようとすると、無愛想な女がろくに返事もせずにドアを閉めてしまった上、2階の窓からは不気味な黄色い顔が覗いていたのだと言う。

マスグレイヴ家の儀式書』

ホームズがワトスンと出会う前、探偵業を始めたばかりの頃の事件。ホームズの大学時代の友人・マスグレイヴの、一族に伝わる儀式書の謎解きと、突然消えた執事を探す。

『海軍条約文書』

ワトスンが結婚した直後。ワトスンの古い学友でフェルプスという男から手紙が来た。外務省の高官として海軍条約文書の書き写しを命じられたフェルプスであったが、任務遂行中に極秘文書である条約文書を泥棒に盗まれてしまった。ショックのあまり患って寝たきりのフェルプスは、条約文書を見つけて欲しいとホームズに依頼する。

『最後の事件』

1891年4月、ワトスンの病院へホームズが突然やって来る。何かを警戒しているホームズは、1週間ほど旅行へ出かけるので一緒に来てくれないかとワトスンに依頼する。

 

今日はここまで。

ここまで読んだ中で、何編かで、一見善良そうに思われていた人物が実は極悪人で…という話がありました。なんとなく、作者コナン・ドイルの人間観が表れているような気がして興味深いなと思いました。

 

1/22追記。

短編集『シャーロック・ホームズの思い出』の後も、ホームズ・シリーズを何作か読むつもりでいたのですが・・・。Audibleにはホームズの長編がほとんど無かった泣。

それで、バスカヴィル家の犬が読めず。。。(そもそも四つの署名もすでに断念していたのですが。)

 

短編集『シャーロック・ホームズの帰還』(1905)より

『空き家の冒険』1894年春

ワトスンの前にホームズが現れる。/モラン大佐の逮捕。

『踊る人形』

ホームズが、人形がいくつも並んだ謎の絵文字を、解読する。

 

上記2編を聴いたところで、ホームズ・シリーズ終了となりました。せめてあと一編、『最後の挨拶』だけでも聴きたかった…。短編なのに。。。

聴けなかった幾つかはいつか活字で読むかもしれませんが、書籍読むならもっと読みたいのが他にあるからなぁということで、忘れてしまいそうな気もします。

しかし、ミステリーのクラシックにたくさん触れることができ良かったです!