俳句の練習7日目

今日も話題は季語。

ドリルに、かつての自分が引いた線がありました。線が引いてあったのは次の文↓

季語には本意があります。

『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』神野紗希著

恐らく「本意」という言葉が気になったのだと思います。なぜなら、そんな言葉、全く忘れてしまっていて、いま、再び気になったからです!笑

 

本意とは、これまでに詩歌や文学にたずさわった人たちが積み上げてきた、季語のイメージです。(同上、書籍より)

なるほど〜。さらに、ドリルにはこんな風に書いてありました。

季語を詠み込めば、その季語から、読者が自由に思いを読み取ってくれます。季語は、使わなければいけないのではなく、使ったほうが句が豊かになるのです。

(同上、書籍より)

過去の人々が積み上げてきたものと言われると、なんだか身構えてしまうというか、超初心者が気軽に使ってはいけないもののような気がしてしまうのですが、説明を読み進めていくうちに、季語は便利な物と思ってもいいのかなと思えてきました。

 

ドリルは今の季節の「月」のイメージと好きな晩の過ごし方を詠んでみましょうというお題でした。

本を閉じ目も閉じてみる冬の月

どんな夜が好きかなあと思ったときに、家族でわいわい賑やかなのもいいのですが、子育て中の今はゆっくり読書できるような静かな時間というものが恋しい!そういう内省的な時間の心地よさって、澄み切った冬の空と通じるものがあるかもと思ったので、それを句にしてみたかった。。。うーん、難しいものですね。でも楽しい!

句の出来はさておき、どんな夜の過ごし方がいいかなとか、冬の空って冷たいけど案外好きなんだよなとか、色々と考える、そういう時間が豊かでいいなと思いました。