俳句の練習24日目

24日目は、二つ目の取り合わせの型を学びます。

学ぶのは、「十二音+五音の季語」という型。

ドライブの帰りは無言つくつくし 神野紗希

『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』神野紗希著より

「つくつくし」が秋の季語です。ことばの響きが可愛らしいですね。

 

「十二音(季語あり)+季語でない五音」というアレンジもできるそうです。

プルタブは指に冷たし街眠る 小鳥遊栄樹    同上、書籍より

「冷たし」が冬の季語。ちなみに歳時記に「ひややか・冷え」は秋の季語と書いてありました。微妙な感覚の差を味わえますね。

 

今回のドリル、「よき友は・・・・・友(十二音)+飲食の季語(五音)」で作ってみるという課題。

過去の自作が、よき友は笑い合う友生ビール と書いてありました。

「ビール」が季語なんですね。もうすっかりお酒は飲まなくなってしまったので、

今の気分だと、 よき友は語り合う友草だんご という感じがします。

妊娠・出産があり、コロナ禍がありしたので、ずいぶん長いこと、友人とお酒を飲んだりカフェでまったりしたりしていません。久しぶりにだらだらしてみたいなぁ。

 

そういえば、昨日のレンタル屋の句(春陰やいつまでもつかレンタル屋)は字余りでした。

春陰は、しゆんいんで五文字なので、春霞にしようと思ったら、こちらも五文字で「や」がつけられない。そこで、今日のところは、

夕霧やいつまでもつかレンタル屋 としておきます。でもこれ、「いつまでもつか」の部分も変えたいなあと思っています。続・推敲という感じで、今日はここまで。