俳句の練習 番外編 基本に帰る

昨日、俳句に関して、ひどい勘違いをしていたことが発覚しました!

その勘違いとは、基本も基本。テキスト(『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』神野紗希著では、1日目のレッスン内容でした。。。

レッスン1日目では、「俳句は十七音の文芸」ということを学んだのですが、

十七は、文字数でなく「音」の数ということがポイント。

例えば、チューリップは、

チュ・ー・リ・ッ・プ で 五音。

「ちゅ」=拗音は二字で一音、「ー」=長音は一音、「っ」=促音も一音という数え方をするのだと習いました。

テキストで読んだときには、へーととても納得して、文字数じゃなくて音数なのねと、俳句をつくるときはいつも心に留めていた、つもりが、、、

なぜか拗音(チューリップのちゅ)を二音と数えていた私。。。

気づいたときにはショックでした……。

でも、こんなに早く気づけて良かった!と、すぐに思い直しました。

何しろ基本中の基本なので。もう間違えないぞ!

 

で、これまでにこのブログに書いた自分の句で、これは字余りだとか、字足らずだとか、添削してるのですが、そもそも数え方が間違っている……という句がいくつかあることが気になりまして。

2~3日前に書いた、春陰やいつまでもつかレンタル屋 なんかがまさにそれ。字余りだ!とか言って、夕霧やいつまでもつかレンタル屋 って直してるのですが。字余りではない!

沈丁花生暖かく晴れにけり なども、同じように書いてました。。。

ブログをざっと見直したところ、十七音の数え方がけっこういい加減でした。。。

今日は最後に、テキスト1日目のこの言葉を引用しておきたいと思います。

俳句は韻文です。韻文は、韻律をもち、しらべを大切にする言葉のつらなりです。「俳句は十七文字の文芸」という表現を目にすることがありますが、正確には「俳句は十七音の文芸」です。文字の数ではなく、音の数が重要なのです。

『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』神野紗希著より