江戸川乱歩メモ①

今日はAudibleのメモ。

最近、江戸川乱歩を集中的に10作ほど聴いたので、それをメモしておきます。

江戸川乱歩。存在は知っていたのすが、『人間椅子』を映像作品で見たことがあるだけで読んだことはなく、文学作品として触れたのは今回が初めてでした。

どれもこれも面白かった。。。

読んだ順でなく、発表順にメモしておこうかなと思います。

 

二銭銅貨』(1923年4月)

乱歩初の探偵小説。紳士泥棒に盗まれた五万円の行方を探る、暗号解読もの。

 

『D坂の殺人事件』(1925年1月)

探偵小説、明智小五郎が初登場する作品。密室殺人の謎を解く。

 

人間椅子』(1925年10月)

とある女流作家の元に、ある日、奇妙な手紙が届く。

 

パノラマ島綺譚』(1926年10月〜1927年4月)

M県にある沖の島では数年前から不思議な工事が行われていたが、事業は中途で頓挫してしまった。その背景には、実は隠された物語があったのである……。

*聴いている途中で、なんか知っている話な気がすると思ったのですが、どうやら1971年に高階良子さんが同作を漫画化した『血とばらの悪魔』という作品をかつて読んだことがあったようです。小学生の頃に読んで強烈な印象を受けたのですが、詳しい内容もタイトルも忘れてしまっていた作品でした。こんな形で再会でき、とても嬉しかったです。

 

『孤島の鬼』(1929年1月〜1930年2月)

まだ30歳にもなっていないのに見事な白髪をもった青年が、元は黒髪であったものがどうしてそのように変わってしまったのか、その恐怖の体験について語る回想録。

 

あと5作聴いたのですが、長くなってきてしまったので、続きは明日にします。